お金は大事だよ!   by M-san

昨日は昼間ずっと家で、積んでたマンガとドラマCDとアニメを消化してました。
それでもうすぐで夕飯という時間に急にお腹が空いてきて、食べ物を物色してたら、父親が「今日かぁさん帰るの遅いから夕飯は自分たちで何とかしなさいって」と言われたもので、ついでに、夕飯に使えそうな食材をも探したんだけど、野菜室に入ってものは、レタス・キャベツ・ネギとかの葉っぱか薬味に使えそうなものしかない。
今度は冷凍庫探してたけど、封の開いてない魚中心の食材が多くて、’ここで開けたら中途半端だな’と思い断念。
’残りもので済ませるかぁ’と思い、最後に開けた冷蔵室はほとんど空。
どうするか、悩んだ末、外で夕飯を済ませることに・・・(ホントは1日中ずっと家にいるつもりだったんですけどね)
それに外出るついでに桜庭一樹の’私の男’でも買って、『飯食いながら読むかぁ』とか、『春物の洋服でもちょっと覗くかぁ』とかの考えも浮かび、身支度をして外出しました。


家を出る前に財布の確認したら、2千円しか入ってなかったので、先ずは銀行のATMで2万円ほど引き出してから、本屋で目当ての小説1冊に、最近お気に入りの作家の小説を2冊購入。
次に、洋服屋で30分ぐらい、春物の洋服をチェック。
最後に、夕飯を食べるところブラブラと探す。どうしても『焼肉食べたい』と思い焼肉屋を探し、見つけたので入ってみたけど、30分待ちと言われて断念。(1人でお店に入ったけど、どの席も2人用からの席しかないし、混んでる時間帯だったので、1人で占領させるより、2人以上の客を入れた方がいいとの店の判断もあったから断られたと思う。それも承知で入ったから良いんだけど、やっぱり焼肉食べたかったわ)
今度は体に悪い’ジャンキーなもの’が食べたくなったので、ファミレスを探すことに。全然混んでないファミレスを探り当てたので、そのファミレスに入り、グリル定食とドリンクバー、ポテトフライを注文して、約1時間半、本読みながら夕飯を取りました。


食事を済ませて、ファミレスを出て家に帰る途中に、『アイス食べた―い』と急に思い、帰りにコンビニでアイスを購入。
これで『今日は満足』と思いコンビニを出て、家までの道のりの途中で、『ふっ』と、思ったんですよ。


『今日一体いくら使った?』


それで、頭の中で軽く計算。本屋で2千円、ファミレスで千5百円、コンビニで千円。計4千5百円。


あれ・・・
こんなに使ってたっけ?


ほんの数時間前に2万おろしたうちの4分の1を使ったのか。


2枚あったうちの福沢諭吉1枚が樋口一葉1枚か野口英世5枚に変わったのか。


さらに遡って、ほんの1年ほど前までには、通帳には7ケタの金額が入っていたのに、今では5ケタ目前。


この1年で何をした?


今日みたいに、自分の欲望に任せて、いろいろ買い物をした。特に家電と洋服を・・・


そんときの金額は、いつも6ケタ近くの5ケタだった。


いつからこんな風になった?


わからない。


怖くなった。
自分が怖くなった。
知らず知らずのうちに、金銭感覚が崩壊していた。
通帳に入っていた7ケタのお金は、将来1人暮らしをするために、頑張って節制して、月に10万ちょっとずつ貯めたのに・・・
そのことも忘れて、使っていた。


福沢諭吉は重い。何枚、何十枚、何百枚と集まり、自分の手元にあるときは・・・
だが、福沢諭吉は軽い。何枚、何十枚、何百枚と集まり、自分の手元から離れるときは・・・


また、節制して貯金を始めなければなぁ・・・